我らの罪を許したまえ
| 表 題 |
「我らの罪を許したまえ」 |
| 原 題 |
「Pardonnez nos offenses」 |
| 著 者 |
ロマン・サルドゥ (Romain Sardou) |
| 訳 者 |
山口羊子 |
| 仕 様 |
上製本 |
| 判 型 |
四六判 |
| 頁 数 |
本文480頁 |
| 色 数 |
1色 |
| 定 価 |
1890円 (本体1800円+税) |
| 発売日 |
2010年05月15日 |
| 発 行 |
株式会社 エンジン・ルーム |
| 発 売 |
株式会社 河出書房新社 |
| ISBN |
978-4-309-90862-5 C0097 外国文学小説 |
フランス・ミステリー界の新星 ロマン・サルドゥ
中世の闇と幻想を描く壮大な歴史ミステリーで登場。
フランスで60万部、現在、世界18か国で発売中。
「我らの罪を許したまえ」重版決定! 2010年7月15日
先日「消えた錬金術師 ― レンヌ・ル・シャトーの秘密」を重版しましたが、「我らの罪を許したまえ」も好評の中に重版が決まりました。みなさまに感謝いたします。今後とも本書をよろしくお願い申し上げます。
書評掲載
- 「ハヤカワ ミステリマガジン8月号(No.654)」 P.194-195にて絶賛!
── あの名作『薔薇の名前』と肩を並べる作品が登場した。
- 「週刊朝日 7月9日増大号」 P.109 「週刊図書館」のコーナーで大きく取り上げられました。
── 宗教が普遍的に持つ恐怖と問題点を提起。歴史小説とミステリーを鮮やかに結び付けている。
- 「本の雑誌 8月特大号(No.326)」 P.34-35 「新刊めったくたガイド」のコーナーで五ッ星をいただきました。
── 久々に現れた「薔薇の名前」の強力なライバルといっていいだろう。
作品紹介
本書は、中世のフランスとローマ教会を舞台に描かれた壮大な歴史ミステリーである。中世の持つ独特の世界観や雰囲気から、世界的なベストセラーになり、映画化された『薔薇の名前』(著者:ウンベルト・エーコ) を彷彿とさせる作品だ。
中世という暗く閉塞感の漂う時代の中で、謎が謎を呼び、陰謀がつぎつぎと繰り広げられていく。恐怖心と知的好奇心をかきたてながら、巧みにストーリーは進行していく。読み出したら最後まで止まらない。
本国フランスでは60万部が売られ、現在でもアマゾン・フランスでは高いランクについている。読者レビューも数多く投稿され、絶賛する声が多い。フランスのほかでは、世界17か国語に翻訳され、出版されている。
あらすじ
1284年の冬、南フランスの司教区で、司教が何者かに惨殺される。シュケ助任司祭は殺人事件の真相を調べるため、謎に包まれた司教の過去を求めてパリに旅立つ。時を同じくして新しく着任した司祭アンノ・ギは、布教活動を立て直すため、呪われた村に潜入し、村人に正しい信仰をとりもどさせようとする。いっぽうローマ教皇庁には、不祥事を起こした息子を救うため、高名な騎士が現れる。別々に進行するこの3本の軸は、はたして何処につながっていくのか? 中世の深い闇と幻想。古い裁判記録が語る、消された歴史とは何か……。やがて読者は、予想もつかない恐ろしい結末へと導かれる。
著者略歴
ロマン・サルドゥ(Romain Sardou)
1974年、パリに生まれる。父親は、シンガー・ソングライターのミッシェル・サルドゥ。芸術家、歌手、俳優、作家を輩出した家系に生まれ、幼くしてオペラに夢中になる。10歳でリヒャルト・ワグナーの魅力に目覚め、関心は演劇・文学に向かう。卒業を前にして高校を中退し、脚本家になろうと決意する。演劇学校に入学し、3年にわたって学ぶと同時に、劇作の演習を重ねる。4年の歳月をかけて、私設図書館をつくり、歴史書を読みあさる。その後、ロサンゼルスに渡り、子ども向けの脚本を書く。フランスに帰国して、結婚。処女作『我らの罪を許したまえ』で成功を収める。この作品は世界17か国語に翻訳された。
訳者略歴
山口 羊子
翻訳家(フランス語・英語)。お茶の水女子大学文教育学部(仏文学・仏語学専攻)卒業、フランスのランス大学留学。主な訳書に、サマーズ及びワトソン『「幸運力」を育てる本』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、フォークナー『大地の動きと岩石・鉱物・化石3 鉱物』(文溪堂)、ガイス及びル・カントレック『ドイツ・フランス共通歴史教科書』(共訳・明石書店)など。