Camino de Santiago

銀河の道 Mitsue Kojima

第7章 巡礼手帳(Credencial/クレデンシアル)

巡礼手帳とはスタンプ帳のようなものである。クレデンシアルという。
スペインでは各アルベルゲ(巡礼宿)、いくつかの教会、観光案内所、そして個人経営の宿から押印してもらった。バルやレストランで押印してくれる場合もある。
これを持っていないと巡礼できないというものではないが、持っていないとスペインでは無料または安価なアルベルゲ(巡礼宿)には泊れない。持っていると巡礼者むけのお得なメヌー(メニュー)がバルやレストランでいただけるので、クレデンシアルは取得したほうが良い。またスタンプ帳としてとても良い記念になる。巡礼道で出会ったフランス人は「僕は時々野宿をしているので、何かトラブルに巻き込まれた場合、警察に対して証明になるから持っている」と言っていた。
最後にサンティアゴ・デ・コンポステーラに到着したら、このクレデンシアルが巡礼をしてきたことの証明になる。巡礼事務所に行き巡礼証明書を発行してもらうことができる。

夏の巡礼の一部(フランス版クレデンシアル) サン・ジャン・ピエ・ド・ポーからアストルガまで

夏の巡礼の一部(フランス版クレデンシアル) サン・ジャン・ピエ・ド・ポーからアストルガまで

夏の巡礼の一部(フランス版クレデンシアル)
サン・ジャン・ピエ・ド・ポーからアストルガまで


秋の巡礼(スペイン版クレデンシアル) サン・ジャン・ピエ・ド・ポーからフィステーラまで

秋の巡礼(スペイン版クレデンシアル) サン・ジャン・ピエ・ド・ポーからフィステーラまで

秋の巡礼(スペイン版クレデンシアル)
サン・ジャン・ピエ・ド・ポーからフィステーラまで


フィステーラ 巡礼終了証明書フィステーラの
巡礼終了証明書

さてそのクレデンシアルだが、私はフランスのスタート地点・サン・ジャン・ピエ・ド・ポーにある巡礼事務所に行き、1ユーロで取得した。
冬は巡礼事務所も閉まっているので、巡礼宿で証明を記したスタンプをいただき、次の地点であるロンセスバージェスで取得した。そのほか巡礼道沿いの大きな都市(レオン、ブルゴスなど)でも取得できる。
ロンセスバージェスでの取得にあたっては簡単なアンケートがある。
名前・年齢・パスポートNO・なぜ巡礼するのかその目的・手段(徒歩か自転車か/馬も許可されている)・宗教などが問われる。
その宗教の種類だが、クリスチャン・プロテスタント・スピリチュアル・その他の4つに分かれている。スピリチュアルが宗教に入るのかどうか少し不思議な気がした。
このアンケートは全てスペイン語で記されている。私には理解できないので、一緒にいた友人に英語に訳してもらった。

フランスの(GR65ルート)の場合は少し事情が違う。私はスタート地点のル・ピュイのカテドラルで取得した。忘れてしまったが、少しお金(1ユーロ程度)がかかった記憶がある。フランスではクレデンシアルがないと泊れないということはない。
なおスタンプは宿となったジット(Gite/日本でいう民宿)のほか、いくつかの教会で押印してもらった。