Camino de Santiago

銀河の道 Mitsue Kojima

第1章 ある日、それははじまった

それは何年か前、友人が1冊の本を手にして、私の家に遊びに来たことから始まる。
「カミーノ/魂の旅路」著者:シャーリー・マクレーン
友人は興奮気味に「スペインにカミーノという巡礼道があり、その道を歩いたシャーリー・マクレーンのスピリチュアル体験が、とても素晴らしく書かれているの」と語り、ぜひ読んで欲しいと私の家に置いて帰った。その時、私はあまり興味がもてず読まないままでいた。その後、友人に会ったときに本は返したが、それ以来カミーノの事はすっかり忘れていた。それから半年後、妙なシンクロニシティ(意味ある偶然)が頻繁におこりだした。それは目にするもの、耳にするものすべてがスペインを彷彿とさせるものだった。それが気になって書店に足を運んだ。ガイドブックをぱらぱらめくっているとき、あるページで指が止まった。そこには“カミーノ”という文字があった。アッ!これは彼女が貸してくれたあの本ではないか! そういえばあの話もスペインだった!本の中にはある老女の姿が写っていた。それは何かとても懐かしい気がしたのである。

これから先のことは私にとって文章にするのが難しく、ただとても惹かれたというしかない。サンティアゴ巡礼道は土地自体の宇宙的エネルギーが強く、人を呼ぶと言われているが、今はその説が自分の思いにぴったりするような気がしている。

ここで「カミーノ 魂の旅路」著者:シャーリー・マクレーンの文章を抜粋して書いておこう。

「カミーノ 魂の旅路」著者:シャーリー・マクレーン/訳者:山川紘矢+山川亜希子/飛鳥新社刊

「道という意味のカミーノは銀河の真下に横たわり、大空にある星々から流れだしているエネルギーを反映しているレイ・ラインに沿っていると言われている。
 東洋哲学では、この地球上の霊的な生命の力は、プラナと呼ばれている。このプラナは太陽の生命力としっかりとつながっており、全ての生命にエネルギーを与えている。
 この生命力は、レイ・ラインと呼ばれているエネルギーの線に沿っている場所では、特に強力だと言われている。これらのレイ・ラインは地球の霊気の基本構造を形作っている。
〈 中略 〉
 そのエネルギーは非常に高い波動を発しており、人の意識がこの高い波動に触れると、思考、体験、記憶が明晰になり啓示が起こるそうだ。
 レイ・ラインのエネルギーは人間の脳を作っているエーテル体と物質の波動数を高める。このエネルギーの刺激によって、今まで抑圧されていた意識的な気づきや情報が、表面に表れてくるのだ」

「カミーノ 魂の旅路」
著者:シャーリー・マクレーン/訳者:山川紘矢+山川亜希子/飛鳥新社刊