Camino de Santiago

巡礼者との対談/明日の夢 Yuta Sawada

第1章 はじめに

編集F:
サンティアゴ巡礼は様々な本で紹介されていますが、外から見た説明が多く、じっさいに巡礼しょうとしても、どうすればいいのか、よくわからないのです。
澤田:
そうですね、やっぱり体験しないと、わからないことが多いでしょうね。
編集F:
この本では、巡礼の精神と巡礼するにはどうするか、を伝えたいのです。
澤田:
サンティアゴ巡礼については、みんなに知ってほしいと思っていたんですけど、これまでそういう機会がありませんでした。だから喜んでお手伝いします。なんでも聞いてください。
編集F:
行ったときは何歳ぐらいだったんですか。
澤田:
スペインにはじめて行ったのは25歳ですね。1回目に歩いたのは26歳、2回目は28歳でした。
編集F:
巡礼手帳を見ると、1回目はロンセスバージェスからサンティアゴまで、2001年の7月10日にスタートして8月9日に着いています。31日間の旅ですね。2回目は2003年の8月23日から9月23日、32日間の旅ですね。何か体験記的なものは書かれていますか?
澤田:
日記をつけています。
編集F:
ちょっと、見せていただけますか?
澤田:
いいですよ、ただ全部スペイン語で書いていますよ。
編集F:
ずいぶん、きれいな字ですね。
澤田:
先生があとで教えてほしいって言ったんですね。それでスペイン語で書きました。
編集A:
スペインに留学されていたんですよね?
澤田:
ええ。
編集F:
スペインのどのあたりですか?
澤田:
マドリッドとレオンの中間、カスティージャ・イ・レオンです。2000年の5月から2001年の10月までいたんですけど、2001年の7月から歩きました。