Camino de Santiago

旅の知識

巡礼手帳 (Credencial/クレデンシアル)

巡礼通行証とか巡礼パスポートとも言われている。しかしこれがないと巡礼できないというものではない。ただ最終的に大聖堂から巡礼証明書を発行してもらうときに必要。

近年、ニセモノが出回っているため、クレデンシアルは今後、サンティアゴ大聖堂より公的に認可された機関(カトリック団体やFundacion Española Asociaciones de Camino de Santiagoのような機関)によってのみ発行される。形式は、アコーデオン形式の14ページ。サンティアゴ大司教区のオフィシャルサイトに「2009年からは、この正式なクレデンシアルがないと、コンポステーラは発行されない」と書いてあるので注意。
http://www.archicompostela.org/web/index_.htm

巡礼手帳
巡礼手帳

【クレデンシアルに書かれていること】(注:発行時期により記載内容は変わる)


「門は全ての者に向かって開かれている。病に臥す者にも健やかなる者にも開かれている。カトリックの信者たちはもちろん、異教徒、ユダヤ教徒、異端者や怠け者、愚か者にも開かれている。聖なる門は、心清き人にも悪しき人にも開かれている」
(13世紀の詩)

「ここには、異邦人たち(キリスト教徒以外の人たち)も、世界中のあらゆる気候で暮らす人たちもやってくる…。みな、神への感謝を表すため、それぞれ誓いを果たし、そして賞賛という神からの栄誉を手にするのである」
(カリストゥスの写本)

「巡礼者への注意書き」
サンティアゴ巡礼を行うことは、個人的な行為なので、各巡礼者は、その目的を遂行するために必要な手段(食事や宿泊所など)について、自分自身で責任を持つようにしてください。
巡礼ルート沿いの町や村の人々は、いつも歓待の精神で巡礼者たちを受け入れ、その巡礼が遂行できるよう、数多くの宿泊施設や病院などを提供してきました。
各巡礼者は、それらの施設やその条件に対して何らの要求もするべきではなく、むしろそれらから受ける恩恵に感謝してください。
巡礼者用の簡易宿泊所は、助成金などが不足しているため、巡礼者ひとりひとりの協力を得て、運営していかなければなりません。
これらの巡礼者用宿泊所に到着したら、指示されるのを待つことなく、すぐに「クレデンシアル」を提出してください。
それぞれの巡礼者用宿泊所の規則を尊重し、宿泊所の管理人の指示に従ってください。
宿泊する施設は清潔に使用し、設備を大切にしましょう。
また、他の巡礼者たちの休息を尊重しましょう。
グループで巡礼する場合や自転車で巡礼する場合は、前もって巡礼者用宿泊所とは異なる宿泊施設を見つけておくことをお勧めします。
この「クレデンシアル」は、不適切な使用をした場合には、没収されることがあります。

これらの内容に同意する
●●●●●●
(巡礼者の署名)