小さな村は、聖なる鐘の音につつまれていた

小さな村は、聖なる鐘の音につつまれていた

表 題 小さな村は、聖なる鐘の音につつまれていた
著 者 吉村和敏
仕 様 上製本
判 型 B6変型 (縦178mm×横128mm)
頁 数 本文112頁
色 数 4色+1色
定 価 1620円(本体1500円+税)
発売日 2010年10月13日
発 行 ノストロ・ボスコ
発 売 ノストロ・ボスコ
ISBN 978-4-904737-02-6 C0026


【内容紹介】

エネルギッシュな創作活動を続けている写真家・吉村和敏氏の最新のMessage。
20才ではじめて海を越えてから22年、世界の果てまで旅をしてきた。その心の原点を語る。
選びぬかれた26枚の写真と26編のエッセイ。そしてまた新しい旅がはじまる。


<扉より>

石造りの礼拝堂は、木々の緑と透明な青空、そして午前のまぶしい光に抱かれるように、
巨大岩の頂点に屹立している。
案内書によると、この町は、中世、巡礼路の拠点となった場所として、今でも巡礼者が
後を絶たないという。
聖なる風景に導かれ、すべての人の旅がこの地からはじまっていく……。


<編集部より>

写真と短文で構成された、この小さな本の中で、著者は自分の旅について語っている。

22年前、はじめて海を越えた。それは未知の世界を発見する旅だった。
そして、すべての旅が、写真を撮ることだった。

それはどのような写真だったのか。あらためて言うまでもないことだが、読者からの手紙を読むと、
その感動がほんとうに伝わってくる。それは単なる風景の写真を超えた力にみちている。

神は自然の中に宿っています、と私は教会で語ってきましたが、この写真集を見たとき、
私は思わず胸に抱きしめてしまいました。ここに、その真実がある……と。

そのとき、いつのまにか、うつむいて歩いてしまっている自分に気がついたのです。
でも、この美しい世界を、いつか見に行こう。そう思うだけで生きていける…….

クラスのこどもたちは頁をくるたびに、「わ~」と声をあげるのです。はじめて自然の色に
気づいたかのように。

旅でであった風景や人や事物について語りながら、著者は最後に「だから、旅を続けている」と言う。
しかし不思議なことに答えは何処にも書かれていない。あたらしい旅立ちの予感にふれながら、
終わりなき旅のmessageで閉じられている。


【目次】

ピースフル・モーニング  ── カナダ
はるかな流れ       ── ドイツ
よろこびの里       ── カナダ
聖なる町から       ── フランス
陽だまりの丘       ── ノルウェー
草の歌声         ── カナダ
小さな村のコンサート   ── カナダ
北壁の麓で        ── スイス
幻想的な空間       ── アメリカ
春色の誘い        ── カナダ
街の魅力         ── ニュージーランド
北国からのエア・メール  ── カナダ
エーゲ海のロマン     ── ギリシャ
もう一つの街明かり    ── カナダ
大河のほとりで      ── オーストリア
村の静けさ        ── イギリス
彩りの森         ── カナダ
風の通り道        ── オランダ
夢の扉          ── フランス
ブルーモーメント     ── スウェーデン
ふるさとの雪       ── 日本
ホワイトクリスマス    ── カナダ
塔の上から        ── チェコ
最果ての岬        ── ポルトガル
ドナウの調べ       ── オーストリア
新たな旅のはじまり    ── カナダ